CLIPPERS(東京都)

CLIPPERSは、東京都板橋区軟式野球連盟所属のクラブチーム。
伝統の板橋区連盟における初の東日本大会出場。結成18年目で初めて掴んだ、JSBB東京都大会出場切符で初出場初優勝を果たす(2008.4)。わずか10名に託された決勝戦。東京都制覇時は、内野手34才、36才、37才。骨折者、サポーターメンバーも出場した。これが本当の「チーム一丸」「全員野球」なのかもしれない。 CLIPPERSが、0のつく年に結成し、5のつく年に頭角を表し、8のつく年に証明した。

東京都代表チームとして出場する東日本大会でも、何か一発かましてくれる。
 
■伝説

2008年4月、東京都大会(2部)初出場初優勝。
決勝戦は、わずか10人のベンチ入り。
⇒内野は34才、36才、37才。結成当時の"おじさんたち"で優勝旗を掴んだ。
⇒サポーター、骨折者も出場せざるを得ない状況・・サポーターグルグル巻きで執念のWIN!

(キーワード:奇跡、怪物、30代の星、骨折、18年目の初出場初優勝)

■結成

1990年8月、現代表の田平氏と、コンビニエンスストアの従業員を中心に20名で結成。横浜ベイスターズモデルのユニフォームでスタートしている。

■チーム名

結成当時のチーム名は"ブルークリッパーズ"。(コンビニのイメージカラーであるブルーと、仲間同士をつなぎとめるという意味のクリッパーの意味)
その後、クリッパーズとなり、2006年から「CLIPPERS」に改称している。

■歴史

○1990年〜

結成後、人事編成などを重ね、新日本スポーツ連盟において関東大会出場などの結果を残すようになる。

○2005年〜

頭角を現したのは、2005年シーズン。実に結成15年目のことだった。

ストロングリーグ初参戦となったこの年、いきなり「超注目チーム(2005年版)」に抜擢される。エアロックカップで、瞬く間にトーナメントを勝ち上がり、ヤンキースに次ぐ準優勝を果たし、ジャパンカップ参戦。

ジャパンカップ'05(関東)でも、怒涛の快進撃で勝ち進むと、第三位入賞を果たす。最後は、準決勝において、チキンズの前に惜敗を喫し、決勝(明治神宮野球場)進出を逃した。しかし、苦しいチーム事情の中、最後まで諦めることない前向きな姿勢はここでも健在であった。内野手である田平代表がマウンドに登り、力投した。私設のプライドリーグにも参戦し活躍のほか、幹部チームとしてチーム交流にも貢献するなど、チームの歴史を語る上でも避けて通れないほどの充実の1年を過ごした。

○2006年〜

一躍、強豪チームの仲間入りを果たし、その後、ストロングリーグ各大会で、常に優勝候補の一角に推されるが、上位に食い込みながらも、あと一歩のところで敗戦を喫し、思うような成績を残せず。一方で、板橋区連盟に加盟し最下部から連続優勝を重ね、あっというまに2部へ昇格する。異例のスピード出世で関係者を驚かせる。

○2008年〜

運命の時。満を持して、板橋区を代表し、JSBB:東京都春季軟式野球(2部)に出場し、前人未到の初出場初優勝を果たす。本来ならば、3部大会へ初出場し、やっとの思いで優勝し、次回大会から2部参戦を果たすのが常識だが、いきなりの2部大会参戦で、それも優勝を成し遂げた。ストロングリーグ登録チームでは、REDHILLや、Y.Sクラブらに続いて2007年、2008年の2シーズンで3チーム目となる2部大会優勝劇であるが、初出場初優勝はCLIPPERSだけである。


■初出場初優勝(2008.4)

骨折者、サポーターも出場、内野陣は34才、36才、37才・・ ――

JSBB;東京都春季大会(2部)―― 素質にあふれる選手が多く、勝負強いチーム力を持つCLIPPERSなので、まともに優勝する力は備わっており、ある意味で、誰も驚かない優勝劇なのだが、その道のりはあまりにデンジャラス。よって、"奇跡の初出場初優勝"といって過言でない。

CLIPPERSは、球団創設以来となる、崖っぷちの境地で、東京都2部の頂点に輝いた。夢と希望を与える初出場初優勝劇である。

【重要】伝説:プレイバック――

1回戦から、大接戦の連続。ただでさえ、これまで戦ってきたメンバーが就職活動等で参戦できない状況下にあり、間違っても「不安要素なし」とは言えない状態であった。いかにして克服し、全勝優勝を達成したのか。気持ちだ。ドラマだ。

CLIPPERSは、臆することなく、次々と、激戦をしぶとく制した。準決勝では、9回二死まで3点をリードされていながら、ミラクル大逆転を演じている。土壇場の叩き込みではなく、真っ向から寄り切る姿勢が功を奏した。

迎えた決勝戦は、伝説。前日に急性胃腸炎で病院から帰ってきた選手がベンチ入りし、辛くもギリギリ10人が集まり、臨戦した。試合を迎えるだけで一苦労の状況であった。フロントに回ったはずの代表:田平氏が半年ぶりにバットを握る状況であった。

内野手は、34歳、36歳、37歳(2年ぶりフル出場)という布陣。外野手が昨秋以来の公式戦出場選手と、骨折中の肩をサポーターでがちがちに固め、出場する選手もいた。いうならば、30代の星、、青春漫画の世界である。

結果、下位打線のバットが大爆発し、延長サドンデスを制した。

奇しくも、CLIPPERSにとって、この大会は、1回戦から決勝戦までの5試合すべてが、ストロングリーガーとの対戦であった。いつも負けても仕方ない好チームとの対決だった。ゆえに、中途半端な気持ちで望むわけにはいかなかった。思い切りぶつかったのである。決勝戦まで、ボロボロになって戦い抜いて掴んだ優勝旗。

結成初期の"おじさんたち"で掴んだ栄光の金。CLIPPERSナインにとって、生涯忘れることのできない東京都大会となった。

「野球はやっぱり、勝ちたい気持ちとチームワークなのかなぁ」田平代表。
さすがの闘将も、結成当初からのメンバーとの東京都大会制覇に、涙がこぼれたという。

■初出場初優勝(反響、舞台裏)

・1回戦、2回戦と勝ち上がった時点で、連盟所属のストロングリーガーの間では「CLIPPERSが優勝しちゃう」というコメントが多発していた。

・「優勝しちゃう」=止まらない。(何か)持っている。これは勢いじゃない。→結果、ものの見事に頂点に立つ

・絶体絶命の中、自身の帯をしめるかのように田平代表は決勝戦出発の朝にWEB日記を綴っている(このような状況下だが、とにかく力を出し切ることを高らかに宣言)

・優勝の瞬間、田平代表がまず取った行動は、これなかったメンバーはじめ、応援してくれた関係者、ライバルチームへの報告メール(TEL)だった

・東日本大会では、私達野球人が目標とすべき、応援スタンドからの「パパーー」の声が響き渡ることになる(大合唱になり兼ねない)

・ジャパンカップ'05関東第三位入賞以来、ストロングリーグでは全国出場はなかったが、東京都制覇により、2シーズンの沈黙を破り、並みの勝負師でないことを証明した。

・板橋区連盟参戦後、連戦連破。連続優勝ですぐさま2部昇格しており、板橋区連盟および関係者にとっては、なんの不思議も無い東京都制覇でもあった。

■リンク

チーム情報ページ
http://www.baseball.gr.jp/database/database.cgi?cmd=dp2&num=432
超注目チーム(2005)
http://www.baseball.gr.jp/08picup/
公式サイト
http://www10.ocn.ne.jp/~clippers/


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