■概要
東京都江戸川区に本拠地を置く草野球チーム。
メジャーリーガー;松坂大輔投手(ボストン・レッドソックス)を輩出した"江戸川リトルシニア"卒団の昭和59年生まれが中心。原点(ホームタウン)を忘れない。
まったく無名だった青年は、日本代表メンバーまでのぼりつめた。
■本拠地
東京都江戸川区
■所属連盟など
・江戸川区軟式野球連盟所属
・ストロングカップ特別部所属
■結成とメンバー構成
2007年に草野球チーム"ホームタウン"結成。メジャーリーガー;松坂大輔投手を輩出した江戸川南リトルシニアの昭和59年世代卒団生が母体。
■結成まで
97年夏、リトル全日本選手権三位(準決勝:瀬谷リトルに1‐2で敗れ、その後世界三位まで登り詰める)を果たすも、シニアでは結果を出せることなく引退し、それぞれの高校へ進学。(ほとんどが千葉県の高校へ進学)
02年夏、シニア時代主将太田の甲子園出場をきっかけに応援等で集まり、高校野球引退後再び集まり出す。
04年夏、太田(主将)と菊地(副将)の2名でチーム創設を目的に区役所を訪れ、江戸川区軟式野球連盟登録申込書を受理するも、結成までは至らず。
06年夏、チーム創設を考え出し、蓑田、太田でチーム名を決める為、菊地のバイト先、船堀「わたみん家」に集まる。
太田の案:HOMETOWNとは、直訳すると故郷。自分達の野球の原点を教えてくれた江戸川南。この原点の場所、江戸川南を自分達の故郷ととらえ、その時の仲間達とまた野球を楽しもうという趣旨の元、チーム名が「ホームタウン」に決定。
06年秋、蓑田、太田、大学野球引退後本格的にチーム結成を目的に動き出す。
06年冬、当時の江戸川南メンバー12名中7名が集まり、メンバーの繋がり、(蓑田の大学野球部の後輩、佐藤のバイト先の後輩)で部員も9名を越え、07年2月1日に結成。
■【重要】JAPAN(日本代表)
まだ結成2年目、ある意味まったく無名なラインから、蓑田真吾監督(24歳)と平良勝之選手(20歳)はワールドベースボールチャレンジ2008(SWBC)のJAPAN(日本代表)入りを果たしている。蓑田監督は、同コーチ補佐として、平良選手は内野手としてそれぞれ最年少で選ばれた。千葉経済大野球部で裏方経験を持つ蓑田氏は、若さを感じさせないキャリアと内に秘めた勝負根性で、代表チームをリードし優勝に貢献。関係者に"次世代の星"と称された。平良選手は、代表トライアウトにて守備センスを買われ第一次合格を果たしメンバー入り。打撃不振に喘ぎながらも自慢の足と堅守で役割を全うした。
■【お宝】SWBC-韓国戦,硬式
大学野球経験者の多いホームタウンメンバーは、SWBC開催前の親善試合、日本VS韓国戦(硬式)に指名され出陣している。この一戦は非公開ながらSWBC日本-韓国戦の前夜におこなわれ国際交流マッチとして質の高いものであった。前田日明VSアンドレ・ザ・ジャイアント戦級のお宝マッチとして語り継がれる。
■無冠の大器
ストロングリーグでは参戦3年目にして2009年より、クラブチームリーグ戦の最高峰に位置づけられるストロングカップ特別部に挑戦する。これまで同1部大会に出場し初年度から優勝候補の一角に取り上げられ決勝トーナメント進出こそ果たすが、総合優勝の経験はなし(最高は第三位)。果たして球界のナイスネイチャを卒業できるか。
■3年目の正直
2008年にJAPANも経験し、真価(進化)問われる2009シーズンとなる。草野球チームの活動ピークが3年目、また3年周期と言われる分、なお目が離せない。「3年目の正直」となるか、それとも「3年目の諸事情」か、ホームタウンが勝負の春を迎える。
■ユニフォーム
WBC日本代表ビジター用ユニフォームを、チームカラーが赤ということで、逆色にして(本来は赤の部分が紺、紺の部分が赤)オーダー。
当初は現品のみで、逆色はNGだったものの、リトル時代からお世話になっているササキスポーツ(東京都・江戸川区)さんの力で実現
デザイン:蓑田、太田、菊地 マーキング:松坂
■マスコット
メンバーの大半が在籍し、お世話になった江戸川南シニア監督・コーチの名前の一文字ずつを頂き、「ゴーマ」と命名。幼い頃、夏休みのプールの帰りに小学校の校庭や公園でプラスチックバットとゴムボールを持って野球をやっていた頃を思い出し、結果ばかりでなく、もう1度野球を純粋に楽しもうという意味を込めました。(背中に背負っているのが、ランドリーバックで左手に持っているのが浮き輪です)
デザイン:蓑田 色彩:高木
■その他、エピソード
98年夏、シニアの4歳先輩の松坂大輔さんが甲子園春夏連覇を達成し、グラウンドへ来てもらい、同期の小谷野栄一さん(現北海道日本ハムファイターズ)とのバックスクリーンからホームベースまでのノーバウンドキャッチボールに度肝を抜かされた。
99年元旦、チーム毎年恒例の合宿マラソン大会で一位を取った太田選手が景品にプロ入り1年目の松坂さんの刺繍入りオーダーグラブ(青)を貰うも、未だに一度も使えず自宅に大事に飾ってある。
99年夏、松坂さんの育った江戸川南シニアの後輩達ということで、TBS系番組「筋肉番付・ストラックアウト」のロケがグラウンドを訪れる。5枚を抜いた高橋選手は報道されず、記録1枚の佐藤(キャッチャー投げでマウンドから1メートル程前から投げた)と4枚の太田選手は甲子園より先にTVデビューを果たした。
06年冬、ユニフォーム決めの際、第1回WBC優勝を決めたビジターモデルのユニフォームをベースに決める。
06年冬、背番号決めの際、松坂大輔さんと同姓で、江戸川南マイナー時代(小1)から松坂さんの背中を見て育ってきた松坂宏樹が18番を背負うことになる。
07年春、江戸川区・宇喜田中央公園野球場にてチーム結成後初試合、ユニフォームが出来ておらず、それぞれの高校・大学のTシャツで試合(相手チーム様了解の元)。延長9回2-3、佐藤のサヨナラ適時打で勝利を収める。その後築地市場に初戦勝利の祝いと、今後の活躍の期待を込め海鮮丼を食べに行く。打順1番で、チーム創設後&当試合チーム初安打を放った高橋は3000円の大トロ丼を食べる。中学時代から仲が良かった松坂、佐藤は行列に耐え切れず途中で断念。鰻丼の店へ行く。
08年秋、SWBCトライアウト(9/23(祝)18時〜神宮室内にて)参加予定の平良がトライアウト開始3時間前に自打球が目に直撃し、病院へ直行。診断結果は網膜が出血しており、通常時よりかなり視界が狭まっている。失明の心配はないが、運動は控えた方が良いとのこと。平良、蓑田の2名で考えた結果、状況を話し、医師の許可をもらい、意を決して参加。本人いわく「始まるとアドレナリンが出できた」と言葉を残し、1次合格を頂く。
■蓑田真吾監督コメント
まだ、若さだけで野球をしており、対戦チーム様には胸をお借りするつもりで臨んで参ります。
確率の高い得点の仕方、ピンチでの守備体系等、まだまだ軟式野球の勉強が必要でございますので、
対戦の際は、ご指導の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
■蓑田監督熱唱(2009.2 SC新年会幹事)
■江戸川のオカジ
野口純一投手が、'09JAPANトライアウトにて、躍動感あふれるピッチングフォームを披露。ストロングリーグ公式サイト上で"江戸川のオカジ"の見出しが躍った(2009.3)
ホームタウン;野口純一投手(八幡中‐千葉商業‐大東文化大-ホームタウン)
■メンバー(2009.1時点)
背番 | 氏 名 | ポジション | 年齢 | 球歴 |
30 | 蓑田 真吾 | 監 督 | 24歳 | 南葛西二中(江戸川南リトル/シニア)‐東京学館総合技術‐千葉経済大・主務 |
10 | 太田 裕士 | 主 将 | 24歳 | 葛西二中(江戸川南リトル/シニア・主将)‐拓大紅陵・副将‐日大・主将 |
23 | 菊地 広樹 | 副 将 | 24歳 | 松江一中(江戸川南リトル/シニア・副将)‐佐野日大‐淑徳大 |
1 | 佐藤 拓也 | 捕 手 | 23歳 | 堀江中(江戸川南リトル/シニア)‐専大北上‐専修大 |
3 | 小倉 和也 | 内野手 | 21歳 | 久住中‐千葉黎明・主将‐千葉経済大 |
4 | 平良 勝之 | 内野手 | 20歳 | 創価中(緑東シニア)‐創価‐創価大 |
5 | 高橋 翼 | 外野手 | 23歳 | 清新二中(江戸川南リトル/シニア)‐安田学園‐二松学舎大 |
6 | 中島 裕介 | 内野手 | 23歳 | 葛西二中‐砂川南‐自衛隊員(北海道) |
7 | 伊達 亮太 | 内野手 | 21歳 | 八幡中‐千葉商業‐千葉経済大 |
9 | 大島 寿晴 | 捕 手 | 20歳 | 篠崎中‐正則学園‐千葉経済大 |
11 | 野口 純一 | 投 手 | 21歳 | 八幡中(市原リトル/シニア)‐千葉商業‐大東文化大 |
17 | 榎本 圭佑 | 投 手 | 23歳 | 南葛西二中(江戸川南リトル/シニア)‐東京学館浦安‐横浜商大 |
18 | 松坂 宏樹 | 投 手 | 23歳 | 富岡中(江戸川南リトル/シニア)‐東京学館浦安‐千葉経済大 |
21 | 石田 優太 | 投 手 | 19歳 | 東金中‐千葉商業 |
22 | 高木 雅弘 | 投 手 | 24歳 | 松江二中(江戸川南リトル/シニア)‐千葉日大一‐日大 |
24 | 細谷 亮太 | 外野手 | 21歳 | 松江一中(江戸川南リトル/シニア)‐都立両国‐東京理科大 |
■リンク
草野球・チームデータベース(ホームタウン)
http://www.baseball.gr.jp/database/database.cgi?cmd=dp2&num=1752
その他: SWBC
http://www.baseball.gr.jp/swbc/
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http://strong99.livedoor.biz/archives/50410709.html
ホームタウン(東京都) へのコメント一覧
今回はこのような特集をして頂き、誠にありがとうございます。
こちらの記事に恥じることなく、日々精進して参ります。
また、強豪ひしめくストロングリーグ様にて毎週勉強させて頂きます!!今シーズンも宜しくお願い致します。
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