ARUYO東海(アルヨトウカイ)は神奈川県相模原市を拠点とする草野球チームである。
東海大相模高OBの茂手木佑介代表が母校の名を盛り込んだネーミング。同校のほかに、仙台育英、日大三といった強豪私学野球部出身者が多数在籍する。軟式野球界屈指の良血チームであったことから、2003年のストロングリーグデビュー時には「球界のサラブレット現る」と紹介され、以降もこれに恥じない成績を残している。
2000年
現監督の茂手木祐介氏が、有名私学野球部出身者を集め結成
→コンスタントに毎シーズン新入団選手が加わっている
■拠点
チーム拠点としては、チーム発祥の地である母校:神奈川県相模原市が正しい。活動範囲は広域で、埼玉県、茨城県内在住のメンバーも多く、大宮健保グラウンドなどをホームグラウンドとしている。東京都中央区で登録することもあり、実際にSC特別部では、京浜地区、埼京地区、東東京地区などで参戦経験がある。相模原市が該当する"西東京地区"に限っては参戦キャリアがない。
■ネーミング
「あるよ!」――
平凡なピッチャーフライ。"あるよあるよ!(走っとけ)"の精神に母校;東海大相模の名を刻み、「ARUYO東海」を命名。
現在の同チームの野球は、サッカー南米型で、豪快な取り口に特徴があるため、「あるよ!」はプレイスタイルにはやや反している感はある。
だが、時折垣間見える彼らの内に秘めた野球への基本姿勢や、茶目っ気的にはピッタリという見方もある。
■特徴1 メンバー構成 (強豪校出身者限定)
ARUYO東海の特徴のひとつはメンバー構成。とことんこだわっている。
東海大相模のほか、有名私学野球部出身者がずらりと並ぶ。
このことは、ARUYO東海を語る上で真っ先に飛びだすコンテンツで、とにかく強豪校出身者限定でメンバー構成している。個々の能力は、リーグ最高峰;SC特別部においても屈指である。これが本気で結束したらシャレにならないだろ、というレベルに達している。
実際に甲子園で活躍した選手、プロ注目選手だったメンバーが多数在籍しており、「超高校級」が大半を占める。また、身長184cmの茂手木氏を除いても、大柄な選手が多く、SC特別部上位の試合でも際立つサンシャイン軍団である。ヒップもビッグ。
◇メンバーの主な出身校(高校)
東海大相模
日大三
仙台育英
国士舘
日南学園
日大明誠
修徳
滝川二 ら
さらに、強豪大学野球部出身者も多く、豊富なラインナップを形成している。
◇主な出身校(大学)
日大
東洋大
中央大
流通経済大
東海大
青森大 ら
■特徴2 戦術 (豪快に打ち勝つ)
もうひとつの特徴は、シンプルかつ豪快なプレイスタイル。
軟式野球特有の「つなぎ」「たたき」といったフレーズは、はなから無視し、とにかく豪快に打ち勝つ野球にこだわっている。タイプとしては、ジャパンカップ全国制覇を2度経験したあのヤンキースと同じ部類である。
デビュー当初、いわゆる「軟式の壁」に直面したことがある。ARUYO東海は、SS2003に特別推薦枠でストロングリーグ初出場を果たした。圧倒的優勝候補ともうたわれたが、同年、ジャパンカップを制する相模原ウインズの前に5−0屈辱の完封負けを喫している。
茂手木代表は開口一番「軟式野球を勉強してきます」とだけ述べた。次回参戦時の「変貌」に期待感が高まったが、茂手木氏は、ネバーチェンジを貫いた。6年経った今なお、スタンスを変えていない。
いかなる重要な試合においても、結果的に、スクイズ、ヒットエンドラン、ましてや送りバントといった小技はほとんど、お目にかかれない。それこそ、母校で基本を重ねてきたプレイヤーが集うわけだから、セオリーは100も承知だが、結成10周年を目の前にしても、スタイルを変えることはない。
2008年のジャパンカップ全国大会を前に茂手木代表は、「(このメンバーなら)普通にやれば勝てます」という名言を残している。
豪快な野球で、これまでSC特別部で2度の決勝進出、エアロックカップ日曜大会での優勝などを経験し、2年連続ジャパンカップ出場を果たした。
小技に徹しない理由については、これまで茂手木代表の口から、明らかにされていないが、おそらく「力で捻じ伏せたい」それだけだろう。プラス、有能な選手を束ねるに現在最良の手段であると確信しているのだろう。例えるなら、サイレンススズカのスピードを最大限活かし先頭をひた走った武豊の騎乗である。
変わらない野球や、スタンスへのコダワリが、屈指の強豪;ARUYO東海の原動力である。2007、2008と過去最難関と言われたシリーズを勝ち抜き、2年連続してジャパンカップ出場を果たしたのも、ARUYO東海らしい戦いに拘り、シーズンを駆け抜けた証なのかもしれない。
選手は満足しているのだろうか。実際に、主砲:寺井選手に聞いてみると「(ARUYO東海での野球)めちゃめちゃ楽しいっすね。」即答しており部員満足度は高い。
■東海大相模;原辰徳氏
WBC2009(ワールド・ベースボール・クラシック)では、東海大相模の大先輩にあたる原辰徳監督がJAPANの指揮を執った。ARUYO東海にとって、大変喜ばしいことだった。
一点をめぐる攻防は、スモールベースボールか。
期間中、原監督の采配を語りつつ、どさくさに紛れ茂手木氏に問うた。
「今年もスタンスを変えないのか?」すると、思いもよらぬ反応が返ってきている。茂手木氏「変えよっかな」。果たして…
■茂手木氏のプレイ
2004年のSC特別部総合準優勝に貢献し、世田谷ペンギンズとの決勝戦でも攻守に活躍した。
ちなみに、代表:茂手木氏の帽子のみ、ひと際、カラーが淡く、ホンモノ(当時のもの)とみられる。
■SWBC JAPAN
世界大会SWBC2008に、浅野投手(投手)、大鹿選手(捕手)、篠田選手(三塁手)が選出され、投打に活躍した。中でも浅野投手は身長162cmとメンバーの中で小柄ながら、「小さくても頑張れば夢は叶う」とだけ言い残し、堂々たるピッチングを披露。壮行試合、強化試合、本番まで、1点も失うことはなかった。
また、2009年には東海大相模高の外野手として、甲子園全国制覇を経験している寺井選手(外野手)がJAPANトライアウトに参加し、候補選手として合格者リストに名を連ねた。チームでは、大砲の岡部選手に次ぐイケメンプレイヤーとして注目されている。
ちなみにレギュラー争いは実に熾烈である。
主に、実戦で結果を残した者が、スタメンを勝ち取るシステムを導入。
「今年もジャパンカップ制覇目指してやっていきます。皆さん宜しくお願いします。」
■動画1
'08全国大会― 「普通にやれば勝てます」取材陣を一蹴したARUYO東海。
結果はよもやの初戦敗退。その翌週インタビューに成功した。漲る自信、、健在だった。今季はSC08(秋)特別部で早々JC行きを決めるつもりだ。VTRには甲子園優勝メンバーも登場。
富士宮西高ー中央大 仙台育英高 日大明誠高ー日大 修徳高ー日大 仙台育英高ー東洋大 国士舘高→国士舘大 東海大相模高 東海大相模高→流通経済大 東海大相模高ー東海大 日南学園 市立岐阜商高→流通経済大 大宮東高 日大藤沢高→日大 仙台育英高ー流通経済大 浦和実業高 滝川二高ー日大 熊本工ー日大 埼工大深谷高 日大三高ー青森大 東海大相模高ー東海大 東海大相模高 平塚学園高
■動画2 <数あるストロング動画の中で、断トツ1位の閲覧率を誇る動画>
2.8 JAPANチャレンジ(トライアウト・神宮)から浅野孝靖投手(ARUYO東海)です。
「小さくても頑張れば夢は叶う」162cmの浅野投手が希望をもたらしました。
※画面右下の▲から[HQ]をチョイスすると鮮明です。
youtubeに飛んじゃってコードをコピーすればチームHPにもお貼りいただけます。
■メンバー 2009.3月現在
1 石栗 良輔 内野手 2 阿部和彦 内野手 3 岡部 敬義 投 手 4 杉本 光一 内野手 5 篠田敏 内野手 6 本木 昭宏 内野手 7 加藤田 眞一 内野手 9 寺井 健雄 外野手 10 茂手木祐介 内野手 11 井野 裕樹 内野手 17 浅野 孝靖 投 手 18 菅原 純 投 手 19 中川 英俊 内野手 22 大鹿 智之 捕 手 24 池田 賢司 外野手 25 杉山大資 内野手 27 大森 隆 内野手 28 渋谷 昌一 外野手 29 佐藤 史明 外野手 30 迫田 雄樹 外野手 55 楯列 貴士 捕 手 88 森 太 外野手
■リンク
ARUYO東海 草野球チームデータベース
http://www.baseball.gr.jp/database/database.cgi?cmd=dp2&num=192
■貴チームも特集しませんか!?(無料)
詳細:チームブック:プロフィール受付中〜
http://strong99.livedoor.biz/archives/50410709.html
ARUYO東海 (神奈川県) へのコメント一覧
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみませんか?
コメントする(このブログのコメントをRSSフィードで購読することができます)