BODYCRAFT(神奈川)がストロングリーグ初タイトル奪取へ勝負の年を迎えている。昨年末にはオールスターゲームに登場し、遠投大会で斉藤選手が飛距離103メートルの強肩を披露しライバル達をねじ伏せた。
今季、期待の右腕は、滝田光次郎投手。
なにしろ、神奈川県立厚木西高校時代は横浜高校、創価高校、八王子高校、千葉経済大付属高校といった強豪私立高から勝ち星を挙げるなど猛威を振るった。セールスポイントは、5種類の変化球。これを駆使して緩急自在のピッチングを披露する。トライアウトを勝ち抜き、SWBC JAPAN(2010-2011)でも活躍したサイドスローだ。
動画URL→ http://youtu.be/tC98-S8N9y0
それにしても何故、サイドスローにたどり着いたのだろうか?
いったいどのようにしてあのようなピッチングを完成させたのだろうか。手本とすべく、理想とする投手が居たのか、聞いてみた。おそらく、 斎藤雅樹氏、高津臣吾氏あたりの名が挙がるのだろうと、私はゆったりと構えていた。
だが、、とんでもない答えが返ってきたではないか。
「敬うサイドはいないですね…」
・・・
彼は、続けた。
「というのは冗談で、才能が無いのでプロ・アマ関係なく"投手の人全員"を尊敬し勉強しながら野球をやっています」
本音なのだろう、好青年。特定の人物でなく、すべての野球人に敬意を払った。
あの イチロー選手の篠塚利夫選手への憧れだったり、川崎選手がそのイチロー選手と肩を並べたくて背番号52をセレクトしたりと、多くの野球人は先代の影響を受けている。
ストロングリーガーで言えば、甲子園全国制覇を経験した寺井選手(ARUYO東海)は落合博満氏を理想としている。が、滝田青年は"全員"と言い切った。
どうしても気になり、あえて1名あげてもらえないかとお願いすると、ついに答えが返ってきた。
「唯一挙げるとしたら、ダルビッシュ有投手と同じ東北高校にいた真壁投手ですかね。」
青年は、静かにグラウンドをあとにした。
その滝田青年、この春から、長年の夢であった、小学校教論として社会人デビューを果たす。
初年度から、完封の山とはいかないかもしれないが、スチューデント全員に対し、熱いピッチングをみせてくれるだろう。
BODYCRAFT
http://www.baseball.gr.jp/database/database.cgi?cmd=dp2&num=2197
BODYCRAFT(2012.4)
>宅見拳 福山晃平 田中諒 今野彰 丸山智史 斉藤優樹 吉田和也 伊藤敦史 斎藤隆繋 滝田光次郎 宮田修輔 高橋知広 横山翔一 関野やまと 小杉茂也 菅原悟志 吉田祐太 小川英二 須藤司 配島成久 飛田真晴 芹澤祐紀 新倉拓也 西脇淳一 中川裕加里 橋田信子
【動画/春のピッチング祭り.6】元強豪私学キラーが小学校教論に!滝田光次郎投手(BODYCRAFT)のしなやかサイドスロー!緩急自在、抜群のフィールディングも漲る へのコメント一覧
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