「今度こそ!!」――
各チームが新たな目標を掲げ、ストロングカップ2012春大会が開幕した。3月11日(日)SC最高峰;特別部では、TABOO(埼玉)が上々の仕上がり。いきなりハイレベルな投手戦を展開し、みごと開幕2連勝を達成した。"ター坊"でなく、"タブー"と読む。
初戦は今季より特別部に昇格した期待の上昇軍であるKING FROGSとの対戦。ゲームはTABOO高橋、KING FROGS中川投手の両左腕で試合開始した。
TABOOは相手のミスで1点を先制。しかしTABOOもエラーで失点し同点になる。両者決定打がなく最終回、先頭の一色が内野安打で出塁。続く岡田が送り、1アウト二塁。先頭に帰り、寺田が投手を襲う強烈なゴロを放ち、はじく間に一色がホームに戻りTABOOが2-1のサヨナラで勝利した。「若くてとてもいいチームと試合できてよかったです。」と永富監督。
続く第2戦はCROWNSとの対戦。こちらも1点を巡る攻防となった。ゲームは、TABOO永富投手、CROWNS菅谷投手で試合開始。両投手とも、走者を背負いながらも失点を許さずゼロ行進。しかしTABOOがチャンスに、横倉選手が内野ゴロでをころがしその間にランナーが生還。貴重な1点を先制する。永富投手が気迫のピッチングで相手打線を押さ込み、1-0のまま辛くも勝利した。
開幕2連勝について永富監督は手応えを感じている。「昨年はあと1つのところで試合を落としジャパンカップ進出を逃していますから、この接戦を2つものにできたことは嬉しいです。内容的にはまだまだ課題もありますが、次につながる2試合だったと思っています」。
そう、昨年は1部、特別部でそれぞれ決勝トーナメントに進出したものの、あと1歩のところで栄冠に届かず悔しい思いをしている。プレイングマネージャーである永富選手のほかに、この日活躍した一色選手、横倉選手ら軟式野球の第一線に長く携わるプレイヤーが多く、若くして積み上げた彼らの経験はチームの財産だ。今季も接戦を迎えるたびに、チカラを付け、まとまっていくだろう。
【大会記事/ストロングカップ2012(春)】開幕!「今度こそ!!」高橋大輔投手、永富洋輔投手力投!TABOOが開幕2連勝を飾る!! (2012年3月12日号) へのコメント一覧
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