優 勝 | 準優勝 | 第三位 | |
武磨(ブーマ)(東京) | K.G.Hawks(兵庫) | TEAM ByBLOS(埼玉) | 葵クラブ(大阪) |
創部3年目の奇跡―― ストロングリーグ2008年、1200試合の集体成。全国BEST4チームが明治神宮野球場集ってのスーパーファイナルがおこなわれたこの日、武磨(東京)、TEAM ByBLOS(埼玉)、K.G.Hawks(兵庫)、葵クラブ(大阪)の4チームがシーズンの集体成を披露すべく持てる力を如何なく発揮し頂上決戦に燃えた。"史上最高レベル"とうたわれた ジャパンカップ'08の頂点に立ったのは、東京都の武磨(ブーマ)だった。 シリーズ初出場にして全国制覇を成し遂げたのだ。エース箕輪投手は、向山投手、小倉投手 らピッチャー陣の魂を背負い込み、16イニングをひとりで投げ抜 きMVPに輝いた。 優秀選手に準決勝でノーヒットノーランゲーンを演じるなど活躍したK.G.Hawks藤田選手が選ばれている。
* 東日本決勝:武磨2-1TEAMByBLOS (延長9回)
派手なセレモニーで幕を開けると、第一試合:東日本大会決勝戦。武磨・箕輪、ビブロス・永富投手の先発で試合開始。初回から、ビブロス・永富投手が素晴らしいピッチングを披露し、武磨は三者凡退に終わる。一方、武磨・箕輪投手も、走者を背負いながらも要所を締めて、序盤から投手戦で試合は進んでいく。武磨は永富投手に6回までパーフェクトに抑えられ、7回に初のランナーを出すも、結局無得点に終わる。ビブロスも何度かチャンスは作ったもののあと一本が出ず、7回終了して0-0のまま、試合は一死満塁からのサドンデスへ。8回は両チーム無得点でしのぎ、迎えた9回表の武磨の攻撃。先頭打者のところでエンドランを敢行するも失敗に終わり、三振ゲッツーかと思いきや、相手選手の失策で2点を先取。その裏、内野ゴロの間に1点を返されるも、後続を断って、2-1で武磨が勝利し東日本の頂点に立った。
* 西日本決勝:K.G.Hawks4-0葵クラブ
続いて第二試合:西日本決勝戦。遠征の両チームが緊張感を胸に試合は始まった。K.G.Hawks藤田投手、葵クラブ増沢投手の先発マウンド。試合はいきなり動いた。1回表、K.G.Hawksは相手のエラーにつけ込み、海原選手の犠牲フライも重なり、一挙3点を先制する。その後は、両チームお互いに点が取れないまま試合は進むも、6回表に代打の先頭打者辻選手がレフト前ヒットを放つと、確実にランナーを進め、塩見選手の犠牲フライでダメを押した。投げてはK.G.Hawks藤田投手が10奪三振、ノーヒットノーランのおまけつきで見事完封!K.G.Hawksが4年ぶりの思いである、「ジャパンカップ'08(関西)」のタイトルを獲得した。「ありがとうございました。神宮という舞台で、7月に対戦させていただき敗戦した葵クラブ様にリベンジできてよかったです。今後ともよろしくお願いします。」と平田氏。
* 全国決勝:武磨 1-0 K.G.Hawks
そして迎えた最終試合;全国大会決勝戦。2008シーズンの全国統一王座決定戦は武磨、K.G.Hawksという東西の「勢いNO.1」と称された者同士の決戦となった。勢いばかりか、両チームはここでもエースの魂のこもった投球が冴えわたりクライマックスに相応しい堅実な野球を披露した。ゲームは、武磨・箕輪投手、K.G.Hawks・藤田投手、ともに準決勝からの連投で試合開始。武磨は初回の先制機のチャンスを逃すと、その後も幾度となく好機をつぶし、無得点が続く。K.G.Hawksも武磨・箕輪の好投により無得点のまま試合が進み、迎えた3回裏の武磨の攻撃。ニ死から二つの四球でチャンスを作ると、6番衣笠のタイムリーでようやく1点を先制。しかし、その後は相手投手の前に無得点に終わる。武磨・箕輪投手は最後まで安定したピッチングで、最終回、得点圏にランナーを背負うも、無失点に抑えて、完封勝利。武磨が1-0で勝利し初のJC出場でそのまま全国制覇を達成した。
◇全国優勝◇ 武磨(東京都) 年間最多勝(26勝) +全国制覇達成
2008シーズンに歴代トップタイの年間26勝ちを挙げた武磨がそのまま全国の頂点に立った。最多勝利チームが頂点に立つのは、あのヤンキース以来の快挙となるが、猛打のヤンキースとは また異なった戦闘スタイルで全国制覇を達成し ている。エース;箕輪投手の好投なくして語れずの充実のシーズンではあったが、なにしろベンチ入りメンバー全員が気持をひとつにし強い気持ちで強豪チームに立ち向かっていく姿勢が武磨:全国制覇の最大の見所であった。創部わずか3年目の奇跡を生んだのは、必死の思いで磨き上げたチームワークほかならない。小粒な選手が多く、力でまともにぶつかれば、無残に散りかねない。それもチームキャリアわずか3年だ。だからこそ計画的なスケジュールを企て、本番直前まで結束を高めていった。また、敗れはしたものの残り3チームも各大会代表軍らしく、高い技術を披露し最後まであきらめることなく戦い抜いた。差のない全国制覇だったところに武磨全国制覇の価値があるのかもしれない。
優勝: 武磨;大島大五郎監督
今回のジャパンカップは07ストロング秋1部の覇者として出場させていただきました。どのチームを見ても実績も実力もあるチームばかりでしたので、とにかく気持ちで負けないようチーム全員で最高のモチベーションで試合にのぞみました。
関東大会決勝ではJAPANでも一緒に戦い、共に決勝のグランドで再開を誓った最高の仲間ByBLOSさんと対戦でき、しかも最高の試合ができとても感動しております。運もよく我がチームが勝つことができましたが、どちらが勝ってもおかしくない試合でした。これからもByBLOSさんとは最高のライバルであり最高の仲間でありたいと改めて思いました。
また決勝のK.G.Hawksさんは若く人数でも圧倒されましたが、勢いだけでなく技術もすばらしく最高の決勝戦になりました。我々は自分達の野球とByBLOSのためにも絶対勝とうと言いつづけ、試合中気持ちを切らさないようチーム一丸となって戦うことができました。
チーム結成3年で日本一になることができました。できすぎです。しかし08年大会は終了し09年大会が始まります。再度気を引き締め精進していきたいと思います 。
最後に・・・・関係者には大変感謝しております。また神宮球場ではたくさんの応援をしてもらい感動と感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。まだまだ発展途上のチームで課題ばかりですが今後ともよろしくお願いいたします。
◇全国準優勝◇ K.G.Hawks(兵庫) 総勢55名の大遠征、名門サークル復活
全国決勝で1-0で惜敗したもののK.G.Hawksの大健闘が光った。伝統である守りの野球、同好会チームらしく若さあふれるプレイは多くの観衆を魅了した。この日は、選手、マネージャーあわせ総勢55名で神宮入り。全員で力をあわせK.G.Hawksらしい戦いを貫いた。エース;藤田投手は西日本決勝戦でノーヒットノーランの快投を演じ優秀選手に選ばれた。エアロック2度目の制覇、そして4年前準優勝に敗れた西日本決勝戦を制し確実にステップアップしている。4年前と変わらずマナーも優れていた。先輩方が築いてきた歴史あるサークルの伝統を、彼らはしっかり受け継いでいた。「全国準優勝にも満足している」2008年に目指した道を、精一杯戦い抜いたという自信の表れかもしれない。
準優勝: 平田和也会長、海原良祐福会長
通年サークル活動は1月〜3月までオフだったのですが、今回スーパーファイナルに参加させて頂けるメールを頂きました。
神宮球場に行くだけでなく我々は「勝利」が目標なので今年から主将を務める豊田を中心として寒くても体にムチを打って活動して来ました。
神宮には前日夜にバスで出発したのですが興奮が睡眠の邪魔をし、まともに寝れた人は少なかったように思います。
スーパーファイナル当日は夢のような1日でした。
みんなが声を枯らしてチームを湧きたて盛り上げた。この雰囲気こそが平田、海原が求めてきた理想のチーム像でした。
結果は準優勝ですが、KG.Hawksと言うチームを全国に披露出来た事、並びに最高の仲間と最高の舞台で野球が出来た事で幸せで一杯になりました。その証拠として試合後の更衣室では悔しい表情をしている人が存在せず全選手が達成感に浸っていました。
優勝という忘れ物をしましたのでゼロからチームを作り直し、再びこの舞台に戻ってくる事を誓います。
最後になりましたが、ストロングリーグから成るジャパンカップスーパーファイナルと言う最高の舞台を開催して下さった高橋様をはじめストロング事務局様に心からお礼を申し上げると共に、今後更なる発展を遂げる事を祈っております。
■全国軟式野球 ストロングリーグ 草野球大会
http://www.baseball.gr.jp/
【大会記事/ジャパンカップ2008】創部3年の奇跡!武磨(ブーマ)が全国制覇!K.G.Hawks準優勝!TEAM ByBLOS、葵クラブは第三位(2009年2月9日号) へのコメント一覧
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