夏休みの宿題では、"一夜漬けの奇跡"が起こりうるが、野球はそうもいかない。軟式野球チーム・アスレチックス倶楽部が、新星:法政smithに6-3で勝利した。土壇場の2連勝で、決勝トーナメント進出へ首の皮一枚、踏みとどまった。昨秋暮れ、 ジャパンカップ'07〔関東〕準決勝で敗退後、地区大会で、はじめての連敗を喫するなど、不振にあえいだ。3年連続のJC進出どころか、初の地区大会敗退の危険にさらされたが、ようやく復調の兆しだ。
それもそのはず、JC関東BEST4のプライドを捨て、埼玉県BEST4の看板を捨ててまで、この4ヶ月間、実戦の中で選手育成に務めた。ゼロからのリスタート。安定感屈指のアスレでさえ20余年間、苦悩の日々を過ごした。満を持して埼玉県屈指のクラブチームに伸し上がったプライド。一夜にして栄冠を掴むつもりなどない。
ゲームは、法政smith畑野投手、アスレチックス倶楽部兎澤投手の先発で試合開始。1回表法政Smithはアスレ兎澤投手の立ち上がりを襲い、1番南原選手がレフト前安打で出塁すると、二死から4番中山選手が右中間にランニングホームランを放ち 2点を先制。
さらに2回表のSmithの攻撃は一死後 7番宮地選手がセンター前安打で出塁すると 二死から9番西野選手が右中間に三塁打を放ち1点を追加。3点をリードされ後の無くなったアスレチックス倶楽部は2回裏に反撃。4番羽田選手が四球で出塁すると盗塁で2塁まで進み、6番白石選手のライト前安打で1点を返す。
さらに二死二塁・三塁で9番菅原選手のライト前安打で2点を加点し 同点に追いつく。続く1番川崎選手も右中間に三塁打を放ち、逆転に成功。その後アスレの兎澤選手が立ち直り、アスレは5回裏に1点を加点。
さらに6回裏にも代打境のエンドランでだめ押しの1点を加点。最終回は代わったアスレ佐野投手が強打のSmith打線を3人で締めて6-3でアスレチックス倶楽部の勝利。ベテラン兎澤投手のまさかの3失点に、打撃陣がついに目を覚ました。
奇しくも4.20は、SC07春の決勝戦:朝日信金戦。史上初のSC土曜大会連覇、史上5チーム目となるシーズン2冠がかかる。3大大会すべてで決勝進出経験を持つのは、8年の歴史の中で、JSCとアスレチックス倶楽部の2チームだけである。
1部では、SS戦士:NTAが本気モード。トップ独走のKSFを6-0でシャットアウトした。ゲームは初回、NTAは相手失策と四死球で満塁とした後、上野選手のタイムリーヒットで2点を先制。3回も安打と四球を絡め満塁とした後、小倉選手のタイムリーヒットで追加点を奪う。守っては小倉投手が相手に三塁を踏ませない無四球投球でシャットアウト。ntaが6-0で勝利した。
大混戦の関西日曜では、大阪Catsが、強豪上田JAPANに対し中盤の4回、4回にCatsが試合を決める4点を奪って勝利。
■全国軟式野球 ストロングリーグ 草野球大会
http://www.baseball.gr.jp/
【過去大会記事/ストロングカップ2007(秋)】草野球チーム・アスレチックス倶楽部が復調、土壇場の2連勝!兎澤投手、佐野投手のリレーで決勝トーナメント進出に望み(2008年4月14日号) へのコメント一覧
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