【大会記事/ピースファイル2012(第30回大会)】PFタイトルマッチ(マイルド)初代王者にSAMURAI.BOYS(埼玉)!岩崎投手ら好投、最後は執念の代打攻勢から逆転サヨナラ打!(2012.6.4号)

30回記念大会、PFタイトルマッチ[マイルド]――
今大会より「マイルド」「ワイルド」の2階級制となり、同レベルでの真剣勝負が実現することとなった。マイルドでは、レベル1.5〜3.5ほどのチームを対象とし「ふわふわ」がテーマ。ガチガチになりすぎない中で、熱く真剣勝負する。今大会は、マイルドはトーナメント形式を採用し、初の1デイバトル形式で開催された。

5
月27日八王子市民球場 (晴れ)――
一塁戦も三塁線も紫外線の嵐。 炎天下の1デイバトルが幕を開けた。
これまでプロスタシリーズなどに参戦したシャインズを除く3チームがシリーズ初出場。米国籍のホークス野球クラブ
落合監督の引退試合として参戦したシャインズ。ポッキー体操で会場を盛り上げたTUBCそして写真、テニス部など出身者がひしめくSAMURAI.BOYS。各チームがそれぞれ、個性を発揮した熱い1日であった。

熱戦の末、本部主催試合初登場となったSAMURAI.BOYSが、派手にフィーバー。最後は、2点を追う最終回、逆転サヨナラ勝ちで初代王者に輝いた。投手として力投、サヨナラ打の岩崎選手は次回防衛戦のキーマンだ。
【写真】5.27 PFマイルド | 【動画】 謎の野球部現る

5月27日(日)PFマイルド―― 初代チャンピオンにSAMURAI.BOYS
 
優 勝準優勝第三位第四位
SAMURAI.BOYSTUBC

シャインズ

ホークス野球クラブ
SAMURAI.BOYSが新チャンピオンに!次回6.24防衛戦応募

イルドは、SAMURAI.BOYSが2戦2勝で優勝。PFワイルドを制した、村田クラブと同じく、これがリーグ初タイトル奪取。決勝戦では、ポッキー体操で話題を独占したTUBCと大激戦を繰り広げると、最終回まで2点のリードを許しながら、指揮を執った旭主将の代打攻勢がごとごとく的中し、逆転サヨナラ勝ち。劇的なフィニッシュで、みごと同部門の初代王者に輝いた。

SAMURAI.BOYSというネーミングからも、勝負に対する真剣さは、もちろんであったが、たいへんマナーに優れたチームであった。同じくSC1部で活躍するAlcoholic.B.Cを思い出した。ABCとは昨年、SC決勝トーナメントで対戦経験があり、サヨナラ負けを喫している。その際、相手打者の大飛球に飛び込んだ旭選手の足の裏がみえたことは語り草となっているが、この日もそういった最後まであきらめない姿勢が実を結んだといっていい。 戦いを振り返ってみよう。

1回戦A TUBC 7-2 ホークス野球クラブ

1戦・第一試合。TUBCホークス野球クラブとの一戦。いずれもシリーズ初登場とあって今大会にかける意気込みは相当なもの。
試合のほうは序盤から弾ける。まず勢い良く先制したのはホークス野球クラブだった。走者をため、チャンスを広げると、レフト前ヒット。TUBCのエラーも重なって1−0とする。

しかしすぐさまその裏、TUBCが反撃に躍り出る。反対にヒットからエラーを誘って、2−1と逆転に成功する。俄然、いい気分のTUBCはその後、本来のリズムを取り戻し、タイムリーなどで、着々と得点を重ねて計7得点。TUBCが7−2で勝利し決勝進出を決めた。TUBC山本監督「とても楽しい試合になりました。ありがとうございました。」と名門校らしい真摯なコメントを残した。

TUBCはこの試合のあと、スタンドに移動し、ホークスナインとの団欒を楽しんだ。いわゆるひとつのトモダチである。
ここで、前夜に練習し完成させたというポッキーダンスを披露し場内を和ませた。試合前のアップでみせたポッキーランとあわせて、その瞬間が【動画】 謎の野球部現るに収録されている。

1回戦B SAMURAI.BOYS 5-0 シャインズ

1戦 ・第二試合では、SAMURAI.BOYSシャインズが初対戦した。
試合のほうは、SAMURAI.BOYS岩崎投手、シャインズ上窪投手の先発マウンド。上窪投手は高校時代、早稲田実業高の斎藤佑樹投手(北海道日本ハムファイターズ)と東京都予選で上柚木球場での対戦経験を持つ若手ベースボーラーだ。

両先発投手の力のあるボールに投手戦必至の様相を帯び、初回は静かな立ち上がり。試合が動いたのは、2回だった。SAMURAI.BOYSは確実に出塁し走者をため、松本選手の内野ゴロの間に生還するなどし、しぶく3点を先取する。その後も、小刻みに得点を重ねたSAMURAI.BOISは、5回から新井投手にスイッチ。新井投手は、後続を危なげなく抑え、5-0の完封リレーで勝利を飾り決勝戦へと駒を進めた。旭主将「たいへん勉強になりました。ありがとうございました。」と実に優秀。

決勝戦 TUBC 2-3× SAMURAI.BOYS

勝戦は、初戦を突破したTUBCVSSAMURAI.BOYSに決定した。TUBCは大学野球部時代の仲間で結成された大学生チーム。対するSAMURAI BOYSは、野球経験者のみならず、元テニス部、元写真部といった多種多彩な才能で構成され、インフォメーションテクノロジーで、多くのマネージャーを獲得したことでも知られ、これもはや個性と個性のぶつかり合い。

「勝った者がPFマイルド初代王者だ!」運命のプレイボールを迎えた。
試合のほうは、SAMURAI.BOYS飯田投手、TUBC井上投手の先発マウンドでゲームがスタートした。「普段はピッチャーをやらない」井上投手であったが、力のあるまっすぐと緩急魅力のピッチングでSAMURAI.BOYS打線を封じ込む。試合が動いたのは4回。TUBCは、4本の安打や有田選手の内野ゴロなどで2点を先制する。

その後も好投手井上投手が要所を締めて2点のリードのまま最終回へ突入する。"井上時代"の到来か・・・が、しかし、ここで予想だにしないドラマが勃発する。SAMURAI.BOYSは代打こうせいで姥島選手、星川選手などが執念の出塁。チャンスを作ると、岩崎選手のバットが奇跡を呼ぶ。価千金の一打。SAMURAI.BOYが2-3×劇的サヨナラ勝ちを飾った。

新チャンピオンについたSAMURAI.BOYS旭主将「PFタイトルを獲れてよかったです。ストロングカップ優勝を目指しながら、10防衛できるように頑張りたいですね。」
この先もとてつもないドラマを見せてくれそうだ。
ピースファイルタイトルマッチは10度の防衛を達成することで10万円分の野球用品が贈られる。メーカーカタログからセレクトできる仕様だ。

10万円分もおいしいが、10度防衛すること自体が神がかり的な快挙だ。新チャンピオンのワイルド・村田クラブ[]、マイルド・SAMURAI.BOYSどこまで記録を伸ばすだろうか。本部は毎回、新たなチャレンジャーをマッチングしていく。

三位決定戦 シャインズ 5-2 ホークス野球クラブ

の日の最終戦は、ボーナスゲームの三位決定戦がおこなわれた。シャインズVSホークス野球クラブの一戦。貴重な日米交流戦ということで、両チームがオプションしたスコアボードにはJPN・USAの文字が並んだ。
この試合が落合監督ら首脳陣の引退試合とあり、シャインズメンバーの手拭いは、もう序盤から汗と涙でいっぱいだ。

試合は、ホークス野球クラブSean S.投手、シャインズ石川投手でプレーボール。1回表、ホークス野球クラブは2番Jim N.選手が左中間を破る二塁打で出塁。二塁牽制がセンターに逸れて1死三塁の好機を掴む。
続く3番Reggie F.選手の一塁への内野安打で1点を先制した。

2回ウラ、ホークス野球クラブはSean S.投手からLevi D.投手に継投したが制球が定まらず1死満塁。9番川口選手が四球を選び押し出しで同点、続く1番上窪選手のライトへの適時打で逆転した。
3回ウラ、ホークス野球クラブはNick A.投手に継投、シャインズは4番稲田選手がライト線際へのランニングホームラン、8番大島選手のライトへの適時打で2点を追加した。その後、Reggie F.投手、David D.投手、Gabriel G投手が継投した。

試合終盤の6回表、ホークス野球クラブは、4番Levi D.選手がサードへの内野安打と一塁への送球ミスで無死二塁。続く5番David D.選手のセンターへの適時打で1点を返したが、後続が倒れ得点機を逃した。最終回、シャインズは6回表の途中からマウンドに上がった上窪投手が、ホークス野球クラブの打線を無失点に抑え、2対5でシャインズが勝利した。

山中一憲新監督「Our team is able to meet the Hawks baseball club and be honor. Let's do the game of baseball,if there is an opportunity also. Thank you.」と感謝の思いを英語で伝えた。この日は得意のポルトガル語こそ封印されたが、日本を代表してホークス野球クラブナインとのコミュニケーションを展開した。今後は監督として新たな挑戦がはじまる。SCマスターズ2012でファイナル進出し落合前監督を招待してみせるか。

【写真】5.27 PFマイルド |  【動画】 謎の野球部現る

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