清瀬ビクトリーは、東京都清瀬市に拠点を置く軟式野球チーム。ビクトリーと呼ばれる。(財)全日本軟式野球連盟;東京都1部所属。厚い強豪企業チーム(会社野球部)が立ちはだかる同ブロックにおいて、クラブチームの上位進出は困難とされるが、数いるチャレンジャーの中で、最も善戦しているクラブのひとつ。平成19年には、第9位に入賞し、8チームまで与えられるシード権獲得まであと一歩の所まで迫り、寺田監督の野球理論が東京企業の"厚い壁"に通用している。このことから事実上、平成19年の(財)全日本軟式野球連盟における東京都クラブチームランク1位ということになる。鬼コーチ;室岡選手の豪腕はチームの鍵を握り、メンバーの全員野球に対する意識の高さは目を見張るものがある。東京都代表チームとして、天皇賜杯などの全国大会出場を目指す。
40年以上の歴史を持つ。初期球団オーナーが早稲田野球のファンだったことからWASEDA風の白×エンジのユニフォームカラーが特徴的。現在は、旧プリンスホテル野球部風。部費は社会人1シーズン1万円とリーズナブル。連盟主体で、強豪チーム相手の本気マッチに望みたい経験者にはおすすめ。(財)全日本軟式野球連盟下の大会、いわゆる連盟を主戦の場にしているが、ストロングリーグにも全国交流試合ピースファイルなどを中心にスポット参戦している。過去には2005年に、ジャパンカップ'05(関東)で第三位に入賞を果たしており能力の高さを証明している。奇しくも準決勝であのヤンキースに敗戦している。
甲子園全国制覇のメンバーも含め、申し分ない戦力でありながら、目標達成のための補強にも力を注いでいる。同じ価値観を持った仲間で東京1部制覇を目指している。
■名言
野球第一の寺田監督は「仕事いきたくない」が口癖だった。そして今年、ウィークエンドの野球のために独立開業してしまった。サラリーマン時代は、たとえ仕事でも3回表まで野球し、3回裏からしぶしぶ仕事に向かうほどの野球一筋ぶりを発揮していたが、その試合にチームが負けてしまったことが独立の決定打になったとか。今年からどっぷり野球漬けの日々。反対に、昨年まで多忙を極めながらクラブチームとして東京都総合9位という神業。専念したらどうなる。"キヨセビクトリー"が"ツネニビクトリー"に。
これでもか、というくらい「打倒企業」というスローガンを掲げ活動している。東京都1部大会で企業野球の強さを実感し、トップに君臨する企業チームを倒し全国大会に出場するという具体的な目標を定め、活動のモチベーションにしている。
2008年、JSBB東京都1部大会で快進撃を演じるREDHILLとのオープン戦を通じ「これほど魂というものを感じたチームはいない」と絶賛している。
■練習試合
JSBB照準の9イニングでの試合を基本としている。朝日信金もそう。
■実績
05 ジャパンカップ'05(関東)第三位
07 清瀬市春季一部大会優勝
07 清瀬市夏季大会優勝
07 東京都春季1部大会ベスト8
07 国民体育大会ベスト8
07 東京都夏季1部大会ベスト8
■ほか
2005年ジャパンカップ'05参戦はプライドリーグ代表チームとしての参戦。だがこれまでSSや、ピースファイルなども参戦しストロングリーガーと馴染みが深く2007年のピースファイル団体戦では、ストロングリーグ代表として出場し、真夏のダブルヘッダーを2連勝してみせた。
2008年4月には第23回ピースファイルで、現役のSC特別部の王者であるTEAM ByBLOSと初対決が実現する。SS予選に位置づけられており、ここは本腰入れてくる。
2005年のジャパンカップ'05参戦の際、得点時の派手なパフォーマンスを審判に注意されたことがあるが、のちに本部に正当な喜び表現と判断された。
■リンク
チーム情報ページ
http://www.baseball.gr.jp/database/database.cgi?cmd=dp2&num=453
白球論
http://www.baseball.gr.jp/hakkyu-ron/16terada.htm
チーム公式
http://www.ikz.jp/hp/k-victory/